天海祐希が新ドラマで"シェフ"役に!天海祐希主演の新ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』の見どころは?
天海祐希が新ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』で主演を務め、初のシェフ役に挑戦している。天海祐希の役どころや演技と、新ドラマの見どころに迫る!
2016年10月4日更新
天海祐希が新ドラマで初のシェフ役に挑戦
2016年10月13日(木)放送開始の新ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)で、天海祐希が主演を務め、初のシェフ役を演じている。天海祐希がフジテレビのドラマで主演を務めるのは2012年放送で菅野美穂とW主演を組んだ『結婚しない』以来4年ぶりということもあり、期待感が高まっている。
三ツ星シェフとして給食を作る天海祐希の演技、そして新ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)の見どころに迫る![出典1]
新ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』のあらすじ
この『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)は、完全オリジナル脚本で、天海祐希演じる主人公・星野光子は、日本国内にとどまらず世界中から注目される三ツ星レストランの天才女性シェフである。光子はパリの名だたるフレンチレストランで修行し、数々の有名コンクールで優勝。帰国後は、銀座の有名フレンチレストラン「La Cuisine de La reine(ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ)」の総料理長に就任しているという設定である。
繊細な味覚と他の追随を許さない創造性で次々と新たなレシピを生み出し、世界有数のトップシェフまで上り詰め、「La Cuisine de La reine」は三ツ星を獲得。メディアにも度々取り上げられ、光子はスター的存在に。そんな光子の料理を求めて世界中のグルメが店に訪れ、予約は3年待ち。自分の料理に絶対の自信を持つ光子は“自分の料理を残す客など世界に存在しない”とすら思っていた。
しかしある日、光子はレストランのオーナーとトラブルを起こしクビになってしまう。その後、オーナーの妨害と高すぎるプライドが災いして新しい店が見つからない中、テレビ番組の企画でなんと“学校給食”を作ることに。世界最高の料理を作ってきた光子にとっては簡単なことと思いきや、栄養・経費・味覚の違いなど、多くの壁にぶつかり失敗続きとなる。しかも、その過程をテレビで放送されてしまい世間の知るところに。
子どもたちに「美味しい」と言ってもらうため、さらに失った星を取り戻すため、天才シェフの給食作りが始まる。[出典2]
天海祐希の役どころと他のキャスト
『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)で天海祐希は世界中から注目される三つ星レストランの天才女性シェフを演じている。タフな体力とメンタルで修行時代を乗り切り、世界のトップシェフに上り詰めたという設定である。これまでも様々なドラマで魅せてきた天海祐希の”できる女性”というイメージにピッタリの役どころとなった。
『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)では天海祐希の他にも、豪華なキャスト陣が出演している。
▼新ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)の主なキャスト
俳優名 | 役名 | 役どころ |
天海祐希 | 星野光子 | 世界中から注目される三つ星レストランの天才女性シェフ。パリの名だたるフレンチレストランで修行し、帰国後、有名フレンチレストラン「La Cuisine de La reine(ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ)」の総料理長に。 |
小泉孝太郎 | 篠田章吾 | フレンチレストラン「La Cuisine de La reine」のオーナー。アメリカで MBAを取得し国際的な経営コンサルタントとして活躍している。光子を同レストランに引き抜いた張本人。 |
川口春奈 | 高山晴子 | 光子に関心を寄せる女子大生。光子が、給食作りを始めたことを知り、その学校の調理師補助に応募して採用され、共に働き始める。 |
荒川良々 | 小松稔 | 三つ葉小学校の給食調理師補助。元力士。相手とぶつかるのが怖くてちゃんこ番になった。 |
友近 | 矢口早紀 | バラエティー番組の敏腕プロデューサー。光子のキャラクターに視聴率のニオイを感じて、彼女を使って番組コーナーを作ろうとする野心的なテレビプロデューサー。 |
遠藤憲一 | 荒木平介 | 三つ葉小学校給食の栄養士。限られた予算と調理時間、細かく定められた栄養素など、厳しい給食のルールの中で献立を考える栄養士。 |
天海祐希、初のシェフ役
天海祐希はこれまでも数多くのドラマで”できる女性”の貫禄を示してきた。ドラマ『BOSS』(フジテレビ系)では敏腕刑事、『離婚弁護士』(フジテレビ系)では弁護士、『トップキャスター』ではキャスター、『女王の教室』では教師と、様々な職業でタフな役を熱演している天海祐希にとって、シェフ役は本作が初となる。公開されたコックコートに身を包んだ姿からも、強靭でタフな役柄と、プライドが高く強い自信に満ち溢れた女性シェフ・光子のキャラクター像を見事に体現しているとあって話題を呼んでいる。[出典4]
天海祐希は初の役について、
シェフというと食材、調理法、盛り付けなど一つ一つに熱意とこだわりを持って料理に向き合っているイメージがあり、きちんと演じられるのかという緊張感がありながら、新しい役へ挑戦させていただけることに、とてもワクワクしております![出典5]
本格的なコックコートを着させていただき、大変身が引き締まる思いです
包丁さばきなど、プロの料理についてもこれから学びながら、全力で演じたいと思います[出典5]
と意気込んでおり、気合十分の様子をうかがわせた。[出典5]
天海祐希、『Chef~三ツ星の給食~』への想い
初のシェフ役となった本作へのオファーを最初に受けた際の印象について天海祐希は、
1年くらい前に「学校給食に関わっていくシェフの話」だとうかがった時には、すぐにはイメージできませんでした。でも、だんだんと形になっていくうち、給食には本当にたくさんの決め事があることを知りまして。1食いくらという規定のなか、栄養バランスを考え、徹底した衛生管理の元で献立を作ることがどれだけ大変なのか、教えていただいたことで「給食はもっと感謝されるべきじゃないか」と思いました。[出典6]
私自身、給食は「いつも出してもらえるもの」だと感じていたので、そこまで感謝しながら食べた経験はありませんが、それも「いけないことをしたな」って。そして、そんな給食を作ることになるのが、私が演じる三ツ星シェフの光子だという。「これまた大きなところに入っていくなぁ」と思いましたが、せっかく奇想天外なことをやらせていただくなら、大きい方がいいだろう、と(笑)。共演者のみなさまとお会いして本読みなどをするうちに、どんどんイメージが膨らんでいき、「これは面白い現場になる」と感じました。今は、この面白さを一刻でも早く視聴者のみなさんにも見ていただきたい、という思いで撮影に臨んでいます。[出典6]
と語っており、新たな役どころへの意気込みを示している。[出典6]
トップシェフ・光子という役柄について
トップシェフという設定の光子を演じることについて天海祐希は、
ひとつの世界で抜きに出るためには、何かを選び、何かを捨てないといけないように思います。光子も女性というだけで、挫折を経験したり、傷ついたり、ものすごく大変な思いをしてきた人で、でもそこを乗り越えている限りは、すごくタフで、精神的にも強い人だろうと思うんです。そして、そこまで上り詰めた自分に誇りを持っているんでしょうけど、演じる上でそこを前面に出すのはあまりよくないのでは、と感じていて。プライドは高くても、ちゃんと苦しい経験もしているということがにじみ出ていくようなお芝居ができたらいいな、と思っています。[出典6]
とキャラクターへの印象を語っている。
また、そんな光子への共感部分について聞かれると、
私自身は、ここまで強気じゃないですね(笑)。もちろん、私のような職業は「すごく自信があります!」という顔をして舞台に立たないといけないこともありますけど、私も人間ですから、自信のない部分や迷うこともあります。光子にもきっとそういう思いはありながらも、「私の料理は最高に美味しいんだ!」と提供するんですよね。それは、自信を見せることで出されたほうがより美味しいと感じられるだろうから。そういうところは、よく分かりますし、だからこそ共感というよりも応援したくなります。[出典6]