シンガーソングライター・宇多田ヒカルの才能とは?
シンガーソングライター・宇多田ヒカルの才能に、各方面から賛辞が送られている。音楽プロデューサー・小室哲哉いわく、小室ブームは「ヒカルちゃんが終わらせた」。そんな宇多田ヒカルの才能とは?
2023年3月31日更新
宇多田ヒカルの才能
1998年12月、シングル「Automatic/time will tell」でデビューした宇多田ヒカルは次々とミリオンヒットを量産し、最も日本国内で成功した歌手だ。[出典1]
そんな宇多田ヒカルの才能には、各方面から賛辞が寄せられている。
小室哲哉がひれ伏す!
1990年代のヒットメーカーとしてブームを巻き起こした音楽プロデューサーの小室哲哉は、
ヒカルちゃんが僕を終わらせた
と公言している。
小室いわく、宇多田のデビュー曲「Automatic」を聴いた瞬間に小室ブームの終焉を予測したそうだ。
『これ、売れるだろうな』の恐怖感というか。
『なんて自由にやれてるんだ、いいなぁ』って。単純に、羨ましいなっていう
新しいことをやりたくて、僕もわかってたのに、できない。
自分ではやらせてもらえない。
あんなに歌謡曲から新しいものに行こうと思ってた自分が、今度は古い方のものになってる感じだよね
ちなみに宇多田が最も好きな邦楽曲は、TMネットワークの「Get Wild」らしい。[出典2]
小林よしのりも絶賛
漫画家の小林よしのりは自身のブログの中で宇多田の楽曲「真夏の通り雨」を聞いたと報告し、次のように感想を語っている。
朝ドラでは出だしだけで、きちんと聴いてなかったが、
全部聴くと衝撃を受けた。
二回目を聴くと、いつのまにか涙があふれ出ていて、
あわてて手で拭ってしまった。
ハンカチを出す余裕もなく泣いてしまっていた。
なんという歌を作るのだ、宇多田ヒカルは。
もともと持っていた藤圭子を母とするドラマティックな
人生の上に、本人の人生経験も深くなり、とうとう
これほど人の魂を揺さぶる楽曲を作ってしまった。
小手先で作るのではなく、歌が自分の人生そのものに
深く根差していることを宇多田はよく分かっている。
やはり天才だった。 [出典3]