デビューして間もない1999年、1度だけ「東芝EMIガールズ」というユニット名で宇多田ヒカルと共にステージに立っていた椎名林檎。[出典1]
今回は知られざる2人の関係性に迫る!
デュエット
2002年5月27日に発売された椎名のカバーアルバム『唄ひ手冥利~其ノ壱~』ではカーペンターズの楽曲「i won’t last a day without you」にて宇多田とのデュエットを披露している。[出典2]
宇多田の結婚を祝し……
2014年5月23日、イタリアで挙式した宇多田を祝し、椎名はライブ中に宇多田の楽曲「traveling」を披露。
これを知った宇多田は、
林檎ちゃんにはご祝儀まで頂いちゃって…ありがたや。
などと感謝の気持ちを表していた。[出典3]
▼ 宇多田のツイート
https://twitter.com/utadahikaru/status/471257097410453504
カバーソングを発表
宇多田のデビュー15周年を記念して2014年12月9日にリリースされたソングカバーアルバム『『宇多田ヒカルのうた』内で、椎名は宇多田の11thシングル「Letters」をカバー。[出典4]
楽曲カバーにあたり、椎名は当時、
丁寧に重ねられた宇多田ヒカルのハーモニーは日本が誇る絹織物のよう。
中でもその特徴が大きな魅力となっているナンバーを、敢えて選曲しました。
そして、そのような彼女の技を、敢えて取り払うことへ、勇気をもって挑戦しました。
彼女の書いてきたものは、土台だけにしてしまっても・・つまり詞曲だけの状態にしたとしても、気高く美しいから。
案の定、ただひたすらその事実を証明させられるプログラムになりました。
当時彼女が、録り終えたばかりの「Letters」を、文化村スタジオの卓から直接聴かせてくれました。
わたしはすぐに「もう一回聴かせて」と、せがんだものです。
これからなんど聴いたとしても、そう感じることになると予感していましたし、見事的中してもいます。
つまり、わたしは彼女のオリジナルテイクがだいすきなのです。だから、ほんとうはこんなこと、やりたくなかったのです。
しかし、この銘曲を生み出してくれた彼女の偉業へ、精一杯の敬意を込めて取り組みました。
彼女への愛を共有してくださるかただけに、こっそりご試聴いただきたいと思っております。
と語っていた。[出典4]
宇多田の不在に「寂しい」
長らく音楽活動を休止し、海外に移住した宇多田について椎名は、
彼女がそのあたりをどう思っているかはわからないけれど、確かに言えることは、ヒカルちゃんの不在によって私がどれだけ寂しい思いをしているかということです。
もちろん、流行り廃りの世界にいることは重々わかっているけれど、基本的に保たなきゃいけないクオリティの基準値があって……。
と心境を明かしている。[出典5]