9月28日リリース!宇多田ヒカル8年半ぶりの新作アルバム『Fantôme(ファントーム)』
日本を代表するトップアーティスト・宇多田ヒカルが「人間活動」を経てオリジナルアルバム『Fantôme(ファントーム)』を発売!今回はその収録楽曲をエピソードを交えてご紹介。記憶と記録に刻まれること必至!宇多田ヒカルの新たな名盤『Fantôme』をゲットしよう!
2023年2月28日更新
宇多田ヒカルの最新アルバム『Fantôme(ファントーム)』
2016年9月28日、宇多田ヒカルの新作アルバム『Fantôme(ファントーム)』が発売された。
宇多田にとってオリジナルアルバムのリリースは前作『HEART STATION』以来、なんと8年半ぶりのこと。
そのアルバムジャケット写真は、どこか母であり歌手の藤圭子を思わせる仕上がりのビジュアルとなっている。
▼ 最新アルバム『Fantôme(ファントーム)』
宇多田ヒカルとは?
1998年、弱冠15歳にしてシングル「Automatic / time will tell」でデビューした宇多田ヒカル。
同作はダブルミリオンセールスを記録し、それから数か月後に発売となったファーストアルバム『First Love』はCDセールスの日本記録を打ち立てた。
以降もリリースするアルバムは軒並みチャートで1位を獲得するなど、トップアーティストとして日本国内外にその名を馳せている。
そんな宇多田は、2010年に「人間活動」を宣言。
若くして成功を収めアーティストとしての日々を送ってきた彼女は、自身のなかに「成長の止まっている部分」があると考え、人として成熟するため一時の活動休止期間を設けたのだった。[出典1]
しかし、2016年4月には配信シングル「花束を君に」「真夏の通り道」を引っ提げ、音楽界にカムバック。
人間としてひとまわりもふたまわりも大きくなったアーティスト・宇多田ヒカルの活動再開に、全世界から注目が集まっている。
『Mステ』出演が話題に
「人間活動」明け初のテレビ出演となったのが、2016年9月19日に放送された『30周年記念特別番組 MUSIC STATION ウルトラFES 2016』(テレビ朝日系)でのこと。
▼ 出演を告知
というわけでMステに出まーす!8年ぶりかあ https://t.co/Adj6MYE7kf
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2016年9月10日
宇多田ヒカルはこの日、表舞台から姿を消していた6年間についてを、
語学の練習したり、興味のおもむくままに、学生ノリで、青春みたいなことを経験しました[出典2]
と明かし、ほとんど歌っていなかったと振り返ったが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』テーマソングの「桜流し」を披露した際には、そのブランクを微塵も感じさせない圧巻のパフォーマンスを見せた。
『Fantôme(ファントーム)』の全容
宇多田ヒカルの最新アルバムタイトル『Fantôme(ファントーム)』は、「幻」「気配」などを意味するフランス語。[出典3]
目に見えない何かを纏っているような、あるいは放っているような印象を受ける今回のアーティスト写真は、まさに「Fantôme」的な出来栄えだ。
▼ 宇多田ヒカルの最新アーティスト写真
撮影は、写真家・Julien Mignot(ジュリアン・ミニョー)による。
【最新アルバム『Fantôme』全収録曲】
01 道 (サントリー天然水CMソング)
02 俺の彼女