演技派俳優・藤原竜也はどんな舞台に出演してきた?藤原竜也を育てたあの人物との関係性に迫る

演技派俳優として注目を浴びる藤原竜也。そんな藤原竜也はこれまでどのような舞台に出演し、演技力を磨いてきたのか。今回はこれまでの出演舞台作品を一挙にご紹介します。

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2023年1月16日更新

藤原竜也の舞台出演

狂気的な役どころを見事に演じきり、演技派俳優として名高い藤原竜也
そんな藤原竜也はこれまで多くの舞台作品に出演していますが、その歴史の中には意外な人物との出会いがあったんです。
今回は藤原竜也が出演してきた舞台作品をご紹介し、これまでの演技に迫っていきます。

巨匠・蜷川幸雄との出会い

#蜷川幸雄 さん #一周忌 名も無き20代の頃にオーディションで舞台に選んで頂いた。シェークスピアと、何かと、清水邦夫さんの作品の中で、清水邦夫さんの戯曲を選んで受けて、受かった。でも上演した演目の作風(若手戯曲家の四畳半アパートの日常)に合わなかった僕は、役を貰えなかった。当時とても辛く、自分に対して悔しい経験だった。その後、世に出てから舞台のお誘いを頂いたにも関わらず、ご辞退申し上げた。役者ならほとんどの人が光栄に思い、懸命に挑んでいただろう。それ程に偉大な演出家なのは皆が知る事。僕は、蜷川コンプレックスに陥ってたのだ。蜷川監督映画「嗤う伊右衛門」で喜兵衛という悪役の依頼を頂いた時にお受けして、京都の撮影所でご一緒出来たのが、それ以来で最後の蜜なる時間となった。本当はもっともっと教えて頂きたかった、、、ふらっと、二、三度、偶然お会いする事もあったけれど、いつもいつも優しかった、、、心からご冥福をお祈りしています。

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藤原竜也がまだ15歳の頃、ホリプロに所属していた当時に、蜷川幸雄監督の舞台『身毒丸』のオーディションのチラシを渡されたことが転機となったといいます。
演出家界の巨匠、蜷川幸雄はまだ15歳の藤原竜也を主演に大抜擢し、藤原竜也はオーディションでグランプリを獲得したのです。
この『身毒丸』は、寺山修司作の義理の母娘の禁断の愛を描く物語で、当時まだ藤原竜也には演技経験がなかったにもかかわらず、母役の白石加代子と共演し、鬼気迫る演技で大絶賛を浴びました。
この作品以降、藤原竜也は数多くの蜷川幸雄作品に抜擢されており、まさに藤原竜也の演技力の根幹ともいえる出会いだったのです。[出典1]

『身毒丸』

そんな『身毒丸』では、芝居経験が一切ないにもかかわらず、初舞台のロンドン公演で「天才少年」と絶賛されるほどの名演技を残したことで大きな注目を浴びました。
藤原竜也は亡くなった母を思い街をさまよい歩く少年・身毒丸を演じ、その母役には名女優白石加代子が抜擢されました。
母を思う身毒丸と、母として身毒丸の前に現れた女との複雑な愛と憎しみを描いた名作品です。[出典2]

唐版 滝の白糸

2000年に公演された舞台『唐版 滝の白糸』でも、蜷川幸雄監督作品で藤原竜也が主演を務めています。
同作では、亡き兄の借金を支払うどこか影のある男・アリダを熱演し、再び注目を浴びました。
また、この作品は2013年に俳優の窪田正孝主演で再び蜷川幸雄監督がメガホンをとっており、注目を集めた作品でもあります。[出典3]

近代能楽集〜弱法師〜

さらに2000年、藤原竜也蜷川幸雄作品『近代能楽集〜弱法師〜』でも主演を務め、狂気的な役どころを見事に演じきりました。
物語の内容は、

時は晩夏、家庭裁判所の一室。
東京大空襲の時に、炎で目を焼かれ、光も両親も失った5歳の少年、俊徳。 そんな彼を、川島夫妻は引き取り、蝶よ花よと育て上げた。
それから15年後、俊徳の実の両親の高安夫妻が現れ、家庭裁判所で調停委員の桜間級子を挟んで、彼の親権をめぐり、高安夫妻と川島夫妻とで話し合いが持たれていた。
弱法師高安夫妻は15年間、俊徳を思わない日はなかったと懇願する高安夫妻に対し、川島夫妻はそれを聞き入れず、話は平行線をたどる。
そこへ級子が俊徳を連れてくる。
俊徳は、人も世界も受け入れない固い殻に閉じこもり、二組の両親を嘲る。
俊徳は級子に言う。「養い親たちはもう奴隷ですよ。生みの親たちは救いがたい莫迦だ。」 「みんな僕をどうしようというんだろう。僕には形なんかなにもないのに。」
級子が美しい夕映えに感嘆の声を上げると、俊徳は、炎に目を灼枯れたときに見た「この世のおわりの景色」の幻影に襲われる……。[出典4]

と紹介されており、闇を抱えながらもがき苦しむ俊徳を熱演しました。
同作も舞台の本場、ロンドンで公演され、地元のファンから圧巻の評価を得た藤原竜也は、10代にして舞台俳優としての地位を確固たるものとしたのです。[出典4]

ハムレット

数多く出演した舞台作品の中でも、最も有名といってよい作品がこの『ハムレット』でしょう。
蜷川幸雄は2003年に当時21歳で藤原竜也を主演に抜擢すると、2015年の再公演でも再び主演を務めました。
2003年に演じた際には日本演劇史上最年少でタイトル・ロールを演じ、主な演劇賞を総嘗めにしたことでも絶大な人気を誇った作品です。[出典1]

ロミオとジュリエット

2004年には、名作『ロミオとジュリエット』でロミオ役を熱演しました。
同作では、美女ロザラインへの恋の苦しみをうじうじと訴えでいたくせに、ジュリエットを見た途端にころりとやられてしまう変わり身の早さ、逢い引きのあとのメロメロぶりなど、笑いの起きる演技も多く、これまでの狂気的な役どころとは少し異なる演技を見ることができます。
また、ジュリエットからキスされて歓喜のあまりひっくり返ったり、神父に子供のようにじゃれついたり、ジュリエットと出会ってからの花が咲いたような笑顔はなかなか見ることのできない藤原竜也の一面です。
同作は俳優の佐藤健石原さとみ主演でもリメイクされており、注目を集めています。[出典5]

出典

  1. 『藤原竜也を世に出したのは蜷川幸雄だった、そして見直したい蜷川作品「蛇にピアス」』(90sチョベリー)
  2. 『藤原竜也×白石加代子 身毒丸ファイナル DVD』(Amazon.com)
  3. 『舞台「盲導犬」「唐版 滝の白糸」合同製作発表/古田新太・宮沢りえ・大空祐飛らが登壇』(エントレ 演劇動画チャンネル)
  4. 『近代能楽集 story』公式HP
  5. 『蜷川幸雄×藤原竜也×鈴木杏 ロミオとジュリエット』(Amazon.com)

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