母の許可?父との同居?香川照之の歌舞伎界進出に迫る
2012年に“九代目市川中車”として歌舞伎役者デビューした香川照之。デビューの裏には母の許しや、長年無縁であった父との同居開始など、さまざまなドラマがあった。そんな香川照之の歌舞伎界進出の舞台裏に迫る!
2016年8月23日更新
俳優のほか、歌舞伎役者としても活躍する香川照之
テレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)や『MOZUスピンオフ 大杉探偵事務所〜美しき標的編』(TBS系)などの作品に出演し、俳優として活躍している香川照之。[出典1]そんな香川照之は2012年、歌舞伎役者としてデビューした。[出典2]
▼『MOZUスピンオフ 大杉探偵事務所〜美しき標的編』(TBS系)に出演した香川照之
【MOZUスピンオフ 大杉探偵事務所】こちらが、今日解禁されたイメージビジュアルです!香川照之さん演じる大杉、伊藤淳史さん演じる鳴宮。この二人が、美女から依頼される事件に挑みます!#MOZU pic.twitter.com/Ght7TufmQh
— MOZUプロジェクト (@MOZU2014) 2015年9月18日
上は2015年に放送された『MOZUスピンオフ 大杉探偵事務所〜美しき標的編』(TBS系)のイメージビジュアル。同作品に出演する香川照之と伊藤淳史の姿がみられる。
2011年に”九代目市川中車”を襲名することが発表された
2011年9月27日に東京都内で開かれた会見で、香川照之が”九代目市川中車”を襲名することが発表された。
また、香川の長男・政明も”五代目市川團子”を襲名することが明らかにされた。[出典2]
会見で香川は緊張しながら
歌舞伎の世界とは無縁に過ごしてきました。2004年に長男の政明が誕生した事で、この船に乗らなければならない[出典2]
と語り、約140年に渡って続く”市川”という名跡を守ることに強い思いがあったことを明らかにしている。[出典2]
無縁だった父との同居を開始
2011年9月の会見で香川は歌舞伎役者デビューに先駆け、父・市川猿之助と2011年春から同居していることを明らかにした。[出典2]
なお、1968年1月に父・市川猿之助と母・浜木綿子が離婚して以来、浜木綿子に育てられていた香川は40年以上に渡り父と無縁であったという。[出典3]
「母の許し」があったから歌舞伎役者デビューできた
2011年9月の会見で、香川は記者から「歌舞伎界進出について母・浜木綿子はどう思っているのか?」と問われると
僕がやろうとしていることにたいしてはエールを送ってくれています。母が許してくれなければ前に進めなかったかもしれない。「ごめんね」と言いました。感謝しています[出典2]
とコメント。母の許しがあったから歌舞伎界進出ができたとし、感謝の意を述べている。[出典2]
2012年6月、初舞台を踏む
九代目市川中車こと香川照之は、2012年6月に初舞台を踏んだ。初舞台で香川は
私は生涯かけて精進し、9代目中車を名乗る責任を果たしてまいります[出典4]
と述べ、歌舞伎役者として努力していく決意を明らかにした。[出典4]
妻とはトラブルも?
2012年に歌舞伎役者としてデビューした香川照之であるが、その裏では妻とのトラブルもあったようだ。
香川の妻は、香川が歌舞伎界に進出してからは1日も欠かさず劇場に足を運び、”女将さん修行”に励んでいたという。
しかし、途中から妻は劇場に姿を見せなくなり、家庭内別居や離婚危機が報じられていた。。[出典5]
トラブルの原因は歌舞伎界からの厳しい声
香川の妻が劇場に姿を見せなくなったのは、香川照之夫妻の長男である市川團子こと政明が共演者から厳しい声を投げかけられたため、とされている。[出典5]
市川團子と舞台で共演した役者の1人は、團子のことを「駄馬(乗馬用にならない劣った馬)」と評した。
この言葉にショックを受けた香川の妻は、以来劇場に姿を見せなくなり、2014年7月からは家庭内別居や離婚危機が報じられている。[出典5]
後にトラブルは解消される
一時は離婚危機が報じられるなど、家庭内でトラブルがあった香川照之。後にトラブルは無事解消されている。
これは香川から妻への懇願や、長男・團子が熱心に稽古に取り組む姿に妻が心動かされたからである、と報じられている。[出典5]