高畑充希の原点『ピーターパン』。舞台で培った女優力に迫る。
演技に歌に、今熱い注目が集まる女優・高畑充希。彼女の原点とも言えるミュージカル『ピーターパン』。高畑充希の人気の秘密を培った名作舞台に迫る!
2023年3月3日更新
ミュージカル『ピーターパン』
https://twitter.com/peterpanjapan/status/179525695360339969
テレビドラマ、映画、CM、と多方面で活躍し、安定した演技力と抜群の歌唱力に定評のある高畑充希。
2007年から6年間もの間、主演を務めていたのが、ミュージカル『ピーターパン』。[出典1][出典2]
ミュージカル『ピーターパン』は、初代を榊原郁恵が務め、現在は9代目を唯月ふうかが務める、35年に渡り愛され続けてきた、ロングランミュージカル。[出典3]
https://twitter.com/peterpanjapan/status/239598821418622976
今や女優として目覚ましい活躍を見せる高畑充希だが、
「1回3時間で1日2ステージという、半分いじめのよう(な日程)だった」[出典4]
と当時の過酷なスケジュールを振り返りながらも、
「体力的につらかったけれど、すごく楽しいし舞台に立てるのがうれしかった。私の財産です。」[出典1]
と述べており、女優としての資質を磨く、大切な時間だったことが伺える。
舞台で培った女優力
一般家庭で育ったものの、舞台好きの両親に連れられ、幼少時から舞台に触れていたという高畑充希。[出典2]
レ・ミゼラブルの音楽を聴いたり、蜷川幸雄の舞台も観るなど、本格的な舞台に数多く影響を受けた。[出典2]
自分が女優を目指すようになったきっかけについて、
きっかけは特になかったのですが、舞台に立って演じていらっしゃる方たちがとてもイキイキして見えて楽しそうだなと思いました。特にカーテンコールでは達成感のある表情だったので、自分もそういう経験をしてみたいと思い、舞台女優を目指すことにしました。」[出典2]
と語っている。
初舞台は、2005年山口百恵トリビュート・ミュージカル『プレイバック part2 ~屋上の天使』の主役。
9621通の中から見事グランプリに輝き抜擢された。[出典2]
舞台初出演にして主演を務めた経験について、
「毎日のお稽古がとにかく楽しかったですね。何もかもが初めての経験で主役の重さとかはあまりまだ分かっていなかったので(笑)、自由にのびのびでさせていただきました。(中略)演じる側の人たちはすごく努力もしているし大変なんだなということも実感しました。初舞台がこの作品でよかったと思います。」[出典2]
と、初舞台での主役という経験で、女優というキャリアの有意義なスタートを切ったと言えるだろう。
現在も舞台で活躍
テレビや映画のイメージが強い高畑充希だが、2016年12月と2017年1月に上演されるミュージカル『わたしは真悟』に出演している。[出典5]
今注目の女優・門脇麦と共演し、楳図かずおの名作の舞台化に挑戦する。[出典5]
出演に際して、
「『わたしは真悟』を読んでいる間中、ずっと不気味で、ずっとピュアで、ずっと後頭部を大きな手で掴まれ続けているような感じがしました。、、うまく表現出来ないんですけれど。、このミュージカルに出演することが決まってから、どんなものになるか全く想像出来なくて、出来上がりが全く想像できないものに参加できることに、ワクワクが止まりません。」[出典6]