『千と千尋の神隠し』が再上映決定！全国5都市の緊急公演を見逃すな！！

『千と千尋の神隠し』が再上映決定！

日本史上最大の興行収入を誇る大人気映画『千と千尋の神隠し』が、期間限定で再上映されることが決定した。
全国のファンが行った総選挙で1位に輝いたことで再上映となり、大きな注目を集めている。
映画『千と千尋の神隠し』の見どころと、総選挙の裏側に迫る。

『千と千尋の神隠し』ってどんな話？

https://twitter.com/red_turtle_jp/status/757917625364000768

映画『千と千尋の神隠し』は宮崎駿率いるスタジオジブリ作品で、作画監督の安藤雅司、美術監督の武重洋二、音楽の久石譲ら宮崎駿アニメの常連人が集結して完成された作品である。
物語は、10歳の千尋が両親と地方都市に引っ越す途中、異世界に迷い込むところからスタートする。
その異世界では、人間は魔女の経営する銭湯で働かない限り、ブタや石炭に変身させられてしまうのだった。
ブタになってしまった両親を助けようと、千尋はそこで働きはじめ、多くの出会いを力に不思議な現象に立ち向かっていく。^[出典1]

興行収入歴代１位

『千と千尋の神隠し』の国内興行収入は全体で300億円を超えており、2016年現在でも史上最高額を誇る超大ヒットを記録している作品である。

▼国内映画興行収入ランキングがこちら！

順位	興行収入(億円)	作品名	公開年
1	304.0	千と千尋の神隠し	2001
2	272.0	タイタニック	1997
3	259.2	アナと雪の女王	2014
4	203.0	ハリー・ポッターと賢者の石	2001
5	196.0	ハウルの動く城	2004
6	192.1	もののけ姫	1997
7	173.5	踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ！	2003
8	173.0	ハリー・ポッターと秘密の部屋	2002
9	163.5	E.T.	1982
10	156.0	アバター	2009

^[出典2]

数々の賞を受賞

2003年3月には、米アカデミー賞の長編アニメーション映画賞とベルリン国際映画祭の最優秀賞である金熊賞を受賞しており、海外での評価も高いことがわかる。^[出典3]
宮崎駿監督はアニメーション作品初の金熊賞受賞に対して、

自分が今までやってきたことの先に、こういう賞が待っているとは思っていません。たくさんのお客さんに見てもらった時点で、この映画は報われたと思っています。でも、いろいろな賞をいただいたので、盆と正月とクリスマスが一緒にきたような気分です。^[出典4]

この作品はよく日本的だと言われますが、僕はそう意図したわけではなく、まわりの子どもたちのために作りました。エンターテインメントを重要視しているアメリカのことよりも、日本の観客に見てもらえることの方が僕にとっては重要です。その他の国で評価されたとしても、それはボーナスをもらったような気分です。^[出典4]

と語り、喜びを露わにした。^[出典4]

総選挙で1位獲得

https://twitter.com/red_turtle_jp/status/772932688193794048

『千と千尋の神隠し』の再上映は、2016年8月13～28日まで行われた全国のファンによる総選挙の結果決定したものである。
この総選挙は、2016年9月17日に公開されるスタジオジブリの最新作『レッドタートル　ある島の物語』の公開を記念したもので、多くのジブリファンが投票に参加した。
8月22日に行われた中間発表では、『千と千尋の神隠し』の他にも、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』が上位5作品（順位は不明）だった。

https://twitter.com/red_turtle_jp/status/767510464280481792

最終的な2位以下の順位は未公開となっている。
見事総選挙の結果1位となった『千と千尋の神隠し』は、2016年9月10～16日まで、全国5都市の映画館、

• 札幌シネマフロンティア
• TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
• TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
• TOHOシネマズ 梅田
• TOHOシネマズ 天神

で上映される予定となっている。^[出典5]

2016年9月17日には『レッドタートル ある島の物語』が公開

https://twitter.com/cinema_cafe/status/771193614646939648

2016年9月17日には、スタジオジブリ作品の最新作である映画『レッドタートル ある島の物語』が公開されるとあってこちらも注目を集めている。
『レッドタートル』は「第69回カンヌ国際映画祭」の　「ある視点」部門に正式出品され、特別賞を受賞している話題作である。
映像と音の詩情が高く評価され、「映画そのものが特別なもの」と受賞が決定したという。
世界三大映画祭の一つとされるカンヌ映画祭にスタジオジブリ作品が出品されたのは今作が初めてということもあり、大きな評価を得た。^[出典6]

▼『レッドタートル ある島の物語』の予告編がこちら！

出典

1. 『千と千尋の神隠し』(映画.com)
2. 『日本国内歴代総合興行収入ランキング 1位 - 100位』(映画ランキングドットコム)
3. 『『千と千尋の神隠し』、視聴率19.6% 根強い人気証明』(ORICON STYLE)
4. 『宮崎駿監督作品第52回ベルリン国際映画祭　金熊賞受賞!!』(TOPICKS邦画最新情報)
5. 『スタジオジブリ総選挙、1位は「千と千尋の神隠し」　全国5都市で再上映』(IT mediaニュース)
6. 『ジブリの新作がカンヌ映画祭で特別賞受賞』(ORICON STYLE)