映画監督・園子温の妻で女優!神楽坂恵ってどんな人?
『ヒミズ』や『希望の国』などの話題作の監督を務め、最新作『ひそひそ星』も公開された映画監督・園子温。その妻を務めるのは女優・神楽坂恵だ。日本が誇る鬼才の妻は、一体どんな人物なのだろうか。
2023年3月28日更新
園子温作品の常連、女優・神楽坂恵
最新作『ひそひそ星』では主演を務める
女優として多くの映画に出演する神楽坂恵。園子温監督の最新作『ひそひそ星』では主演を務める。[出典1]
→新作『ひそひそ星』についてはこちら
→神楽坂恵も出演する園子温監督作品まとめはこちら
▼『ひそひそ星』のビジュアル
https://twitter.com/hisohiso_ikimon/status/712114444784930816
この『ひそひそ星』は実に構想25年で、園監督は書き上げた絵コンテを25年間机にしまっておいたのだそうだ。[出典2]
神楽坂もこの作品の存在に気づいていたようで、
引越しのときとかも、すごい量のダンボールを運んでいるのを見ていたので、うすうす知っていました(笑)。その役を実際にするとは思っていなかったので本当に光栄です[出典2]
と舞台挨拶で語った。[出典2]
その他の作品にも
最新作以外にも神楽坂は園監督の映画に数多く出演している。
例えば 『ヒミズ』や『映画 みんな!エスパーだよ!』、また『冷たい熱帯魚』や『恋の罪』では大胆なヌード姿を披露した。[出典3][出典4][出典5]
もともとはグラビアアイドル、そして園子温の妻へ
グラビアアイドルとして芸能界デビュー
神楽坂恵が芸能界入りしたのは、グラビアアイドルとしてスカウトされたことがきっかけだった。
それまでは美容師を目指していたが、105センチのバストがシャンプーのときに邪魔になり断念したのだという。[出典6]
そして2007年に著書『私、グラビアアイドルやめたいんです。』を発表しグラビアアイドルを引退。女優の道へ進み始めることとなる。[出典5]
出会いは下北沢のバー
神楽坂恵と園子温との出会いは2009年、場所は下北沢のバーだった。
共通の友人の紹介で知り合った神楽坂に対し、園監督は最初から綺麗な人だと思っていたという。
『冷たい熱帯魚』を撮る直前には告白も済ませていた。[出典6]
当時の撮影を園監督は
当時、彼女はグラビアタレントから女優になる途上だったんで、女性として愛してるとか以前に『この映画で明確に印象づけてやろう』という“愛”のほうが強かった。現場で厳しくして、いまでは悪かったなあと思うけど[出典6]
と振り返る。[出典6]
プロポーズはサプライズで
映画界では鬼才で知られる園子温だが、プライベートでは意外にロマンチックなところがあるらしい。神楽坂へのプロポーズについても
『リトル・ロマンス』というハリウッド映画があるんです。ラストで主人公たちが、ベネチアのゴンドラの上で夕暮れの鐘が鳴るなかキスをして永遠の愛を誓う。僕はそれがやりたかったの。[出典6]
と語っており、『ヒミズ』 を発表してベネチア映画祭に参加したとき、実際にサプライズでこれをやってのけた。神楽坂もこれには感動し、思わず泣いてしまったという。結婚後も、神楽坂の誕生日にはサプライズを試みるとのことだ。[出典6]
鬼才・園子温にとって、神楽坂恵は単なる妻という存在を超え、なにか創造力を掻き立てる存在なのかもしれない。