『GANTZ』の本郷奏多、“天才的な演技力”と絶賛されるワケ
映画『GANTZ』で西丈一郎(西くん)役を演じた本郷奏多。プロデューサーや監督に“天才”と言わしめた本郷奏多の演技力に迫る!さらに、『GANTZ』タッグで贈る2018年公開の映画『いぬやしき』も紹介!
2022年8月16日更新
映画『GANTZ』での本郷奏多の演技力
死んだはずの人間が、謎の黒い球体“GANTZ”に呼び出され、異形の“星人”との戦いを強いられる苦悩を描いた映画『GANTZ』。[出典1]
本郷奏多は、同映画の最重要キャラクター・西丈一郎役に抜擢された。[出典2]
本郷奏多、“西くん”を完全に再現!
本郷奏多が演じた西くんは、最年少ながら“GANTZ”による戦いを熟知した最強の高校生。整ったルックスだが、残虐で狡猾という性格だ。
難しそうな役どころだが、プロデューサーの佐藤貴博氏は「原作の西くんを完全に再現している」と太鼓判を押した。また、[出典2]
耽美(たんび)的なルックスに加えて、西のエゴや残虐性を天才的な演技力で表現してくれています[出典2]
と、西くんを完全再現できたのは本郷奏多の見た目だけでなく、天才的な演技力のおかげだとコメントした。[出典2]
さらに佐藤プロデューサーは、主演の二宮和也と松山ケンイチを本郷奏多が罵倒するシーンで、鳥肌がたったという。[出典2]
残虐に浮かべる薄ら笑いで、新境地を魅せてくれます[出典2]
映画『氷菓』でも監督が演技力を絶賛
もちろん、本郷奏多の演技力は映画『GANTZ』以外の作品でも評価されている。
2017年11月公開の映画『氷菓』に出演した本郷奏多について、同映画の監督・安里氏は「天才とはこういう人を言うのかもしれない」と評した。
本郷奏多が演じた関谷純は、物語最大の謎に関わるキーマン。
重要人物であるだけに、安里監督は関谷のキャスティングにかなり悩んだそうで、苦悩の末、本郷奏多を起用したのだという。[出典3]
▼本郷奏多演じる関谷純
安里監督は、関谷役に本郷奏多を選んだことについて、[出典3]
その決断が本当に正しかったと痛感しております。本郷さんの迫力、説得力は私の頭にあったものを超えていました[出典3]
と称賛。また、本郷奏多は演出側が意図している方向をいつのまにか理解していたそうで、[出典3]
聡明で、芝居やアクションの勘が素晴らしく、撮影していて感動する瞬間が何度もありました[出典3]
『GANTZ』タッグで贈る映画『いぬやしき』
2018年、漫画『GANTZ』の作者・奥浩哉氏が手がけた漫画『いぬやしき』が実写映画化する。
同映画のメガホンを取るのは、映画『GANTZ』でも監督を務めた佐藤信介監督。[出典4]
本郷奏多も同作の実写映画のキャストに抜擢され、さらにアニメ版の声優も務める。[出典5]