武井咲『黒革の手帖』最強悪女役で「本当に楽しい!」江口との再共演も
松本清張の小説が原作のドラマ『黒革の手帖』。過去には米倉涼子らも主演した同作を今回は武井咲が主演!『黒革の手帖』のキャストやあらすじ・歴代主演女優って?武井咲の役作りや再共演した江口洋介についても紹介。
2022年10月17日更新
名作を武井咲主演でドラマ化『黒革の手帖』
あの「最強の悪女」再び!
松本清張不朽の名作『黒革の手帖』が、2017年7月20日に、再び連続ドラマとして帰ってくる。
同作の主人公で「清張史上最強の悪女」と言われている原口元子役には、女優の武井咲が抜擢。[出典1]
しかし武井咲は、
『黒革の手帖』という、これほどの大作。果たして自分に務まるのか[出典2]
とにかくプレッシャーが凄いです。最初にお話をいただいたときは『やりたくない!(笑)』と不安で逃げ出したい気持ちにもなりました[出典2]
と当初はかなりプレッシャーを感じていたそうだ。[出典2]
ドラマ『黒革の手帖』歴代主演女優
武井咲の事務所の先輩も
原作の『黒革の手帖』は、1980年に単行本として刊行された後、1982年に山本陽子主演で初の連続ドラマ化された。[出典3]
▼山本陽子
https://twitter.com/orimusic_store/status/943018317098266625
記憶に新しい米倉涼子が主演したドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)は、2004年10月期に放送。
いずれのドラマ版も高視聴率を記録していることに加え、武井咲にとって米倉涼子はかつての事務所の先輩、そして松本清張作品への出演は初めてと、今回武井がプレッシャーを感じてしまうのも無理はなさそうだ。[出典3][出典4]
ちなみに過去に主演した米倉涼子は、『黒革の手帖』(テレビ朝日系)への出演が、女優として人気を獲得するきっかけとなった。[出典4]
史上最年少・強か・大胆なヒロイン
新設定は「銀座最年少ママ」
このたび武井咲が演じる『黒革の手帖』(テレビ朝日系)のヒロイン・原口元子は、過去に山本陽子や米倉涼子が演じた”原口元子”よりも、[出典3]
最も若く、最もしたたかで、最も大胆[出典2]
に描かれているという。[出典2]
▼原口元子に扮した武井咲
武井咲扮する原口元子は、放送年の2017年、24歳になる彼女に合わせてか「銀座の最年少ママ」というオリジナル設定を加えている。
また、武井はこれまでの出演作で
等身大の役が多かった[出典2]
ため、元子のような”エッジの効いた悪女役”を演じることは楽しみだとか。
今回、元子という悪女を演じるということで、みなさんが抱く私のイメージも変わっていくかもしれませんが、その変化も怖くない、むしろそうならなくてはいけない、と強く思っています[出典2]
と武井咲。
武井咲は「銀座のママ」や「悪女」といったキャラクターを演じられることに、喜びの言葉を述べている。[出典2]
『黒革の手帖』のあらすじ
昼は派遣社員・夜はホステスな主人公
主人公の原口元子は、昼は銀行で派遣社員として働き、夜は銀座のクラブ「燭台」でホステスをしている。[出典3]
元子が昼も夜も働く理由は、母親が遺していった借金を返済するため。
しかし昼間は銀行で、巨額の金を預けにくる顧客やコネで銀行員になった取引先の娘と自分の人生を比べてしまい、現実を痛感する日々。
そんな中、元子が勤める東林銀行である事件が起きる。
元子はそれを機に、密かに取り組んでいた”とある計画”を実行することを決意して…。[出典3]
愛と欲望の街・銀座で戦う!
物語が進む後、元子は職場の銀行から1億8千万という大金を横領してしまう。
元子には仲間もいないが、その大金と違法な借名口座のリストが書かれた「黒革の手帖」だけを武器に、自らのクラブ「カルネ」を銀座に構える。[出典1][出典4]
▼元子のクラブ「カルネ」
横領という大きな罪を犯しておきながらも、自身の欲望のためだけに突き進む大胆な元子。
悪人に取り巻かれながら、愛と欲望が入り乱れる”銀座”で、1人強く夜の世界で戦っていく。[出典1]
武井咲、悪女役に「本当に楽しい」
『黒革の手帖』ヒロインの原口元子は、”悪女”でありながらいつの時代も女性達から多くの共感を集め、視聴者を釘付けにさせてきた。[出典4]
そんな彼女の生き様に武井咲も、
素直に「かっこいいな」と思いますし、悪い人間を蹴落としていく、という部分に気持ちよさを感じます[出典2]