大ヒット映画『君の名は。』の新海誠がNHKで”創作の秘密”を語る!
公開後10日間で興収38億円を突破した映画『君の名は。』。監督を務めた新海誠は、『SWITCHインタビュー 達人達』(NHK Eテレ)で小説家・川上未映子と「創作の秘密」を語る。
2018年4月19日更新
大ヒットを記録している映画『君の名は。』
公開からの10日間で累計興行収入が38億円を突破したという映画『君の名は。』。
監督・脚本は『秒速5センチメートル』などで知られる新海誠である。[出典1]
▼新海誠
間もなく登場! RT @48staff: 15時台のゲストは新海誠監督!まもなく登場です! #48tfm https://t.co/hRNhH5Jayh #tokyofm @shinkaimakoto pic.twitter.com/3bD0yINHiA
— 新海誠作品PRスタッフ (@shinkai_works) 2016年10月28日
『君の名は。』の大ヒットに伴い、新海誠の過去作品のTSUTAYAでのレンタル率も好調だという。[出典1]
▼『君の名は。』の予告編
『君の名は。』の大ヒットにより国内外から注目されている新海誠。[出典1]
2016年9月10日放送の『SWITCHインタビュー 達人達』(NHK Eテレ)に出演し、小説家・川上未映子相手に”創作の秘密”を語る予定だ。[出典2]
▼新海誠と川上未映子の対談の収録を報告する番組公式ツイッター
9月予定「新海誠×川上未映子」の収録がありました。アニメーション監督の新海さんが、小説家で詩人でもある川上未映子と話したい、と始まった今回のクロストーク。人間の内面を見事に描ききるお二人が、「言葉」の使い方や表現方法、ストーリーの構築など、作品にかける思いを語り合いました。
— NHKスイッチインタビュー (@nhk_switch) 2016年8月12日
新海誠は何を語るのか?
『SWITCHインタビュー 達人達』(NHK Eテレ)で、新海誠は何を語るのだろうか。
番組公式サイトによると、新海誠は仕事の合間に何気なく読み始めてハマった小説の作者・川上未映子を指名し、2人で”創作の秘密”について語るという。[出典3]
なぜ川上未映子の小説にハマったのか
新海誠の作品は、少年少女の心情を繊細に描いている点が特徴的である。
新海誠が読んだ川上未映子の小説も、新海作品と同様に少年少女の心理に深く入りこんだ世界観であったために惹かれたらしい。[出典3]
『SWITCHインタビュー 達人達』(NHK Eテレ)では、新海は川上に創造の原点を問うとのことだ。[出典3]
川上未映子とはどんな人?
川上未映子は、大阪市生まれの小説家である。
2008年1月、小説『乳と卵』で芥川賞を受賞した。
『乳と卵』は、30代女性が”大阪から東京にやってきた姉親子”と過ごす3日間を描いた作品で、芥川賞選考委員の池澤夏樹は
声が聞こえてくる滑らかな文体、たくらみがある構成が非常に良くできている[出典4]
と評価している。[出典4]
他のインタビューで語った新海誠の『君の名は。』へのこだわり
新海誠は、アニメグッズ販売店・アニメイトのニュースサイトで『君の名は。』についてインタビューを受けている。
その中で、『君の名は。』へのこだわりも明かしている。[出典5]
過去の作品が自信となっている
これまでの作品が自信となっていて、『君の名は。』にたどり着いたという新海誠。
本作品では、過去の新海作品で使われたモチーフや場面を躊躇なく取り入れたと語っている。
そして
僕のことを知らない人であれば、僕が10年前にやったことであっても今見たらフレッシュに見てもらえるんだろうと思いましたね[出典5]
と、新海作品を初めて見る人を意識した発言もしている。[出典5]
「新しいよね」と言われる作品を目指した
過去の作品に自信を持っている新海誠であるが、映画のストーリーや音楽の使い方について
107分という時間軸の使い方を含めて「新しいよね」と言ってもらえるものを目指しました[出典5]