大ヒット映画『君の名は。』の新海誠がNHKで”創作の秘密”を語る!
公開後10日間で興収38億円を突破した映画『君の名は。』。監督を務めた新海誠は、『SWITCHインタビュー 達人達』(NHK Eテレ)で小説家・川上未映子と「創作の秘密」を語る。
2018年4月19日更新
と語っている。[出典5]
神木隆之介を指名
『君の名は。』の主役・立花瀧は性別が入れ替わるキャラクターであり、難しい役柄であると考えていたという新海誠。
キャスティングに際して意識したことは
男の子の中に女の子が入れ替わるので、その芝居が滑稽になってはいけない[出典5]
ということだと語る。その上で、
声の後ろで演じている人が透けて見えたとしても観客が嬉しい人、女性役を男性が演じていても嬉しい人じゃないと上手くいかないと思った[出典5]
という新海。立花瀧役として、神木隆之介をオーディションではなく指名で選んだと語っている。[出典5]
一方、本作品のヒロイン・宮水三葉を演じる上白石萌音はオーディションで選んだという。
新海は宮水三葉について「自分で脚本を書いていてどんな娘なんだろうって思っていた」と語っている。
そして、オーディションにより選んだ上白石については
イメージ通りで、ヒロイン・宮水三葉というキャラクターの輪郭を僕にハッキリわからせてくれた人だったんです。[出典5]
と評価している。[出典5]
「これしかない」というタイトル
実は『君の名は』という作品は、過去にも存在している。
しかし新海誠は、これを承知した上で
これしかないとこのタイトルに行きつきました[出典5]
と語っている。[出典5]
なぜ『君の名は。』というタイトルになったのか
当初から『君の名は。』というタイトルが候補にあったと語る新海誠。
しかし、なかなか候補の上のほうに上がってこなかったとも語っている。[出典5]
実際に『君の名は。』にタイトルを決めたのは、2015年12月のことだという。
当時、”2016年に公開される東宝の映画作品ラインナップ”を発表するために、タイトルを決めなければならなかったらしい。
そこでもう一回脚本を読み直すと
君の名前は[出典5]
という台詞が作中に何回も登場することに気付いた新海。そして
だからやっぱりこれで良いんだと思いました[出典5]
と、タイトルを『君の名は。』に決めたと明かしている。[出典5]